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双極性障害Ⅱ型の私と優しい旦那さんの、ほのぼの夫婦日記 jiji0318.exblog.jp

初めまして♡双極性障害Ⅱ型になって今年で8年目になるルナです。2017年3月に優しい旦那さんに 恵まれて、結婚しました。しかし、双極性障害II型の鬱期になってしまい、仕事を退職。今は、体調が安定して、社会復帰するのを目指し療養中です。


by ルナ
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統合失調症の母に育てられて…幼少期❷

私達姉妹の東京での子供時代は

ヒステリックな母親に怯える毎日だった。

母は大声で怒鳴りつけては

罰としてお尻を思い切り叩いた。

家に入れてくれない事もあった。

愛情もいっぱい注いでくれたが

それは今思えば歪んだ愛情に過ぎなかった。


母のヒステリックは日に日に過激さを増し

私が22歳の時に、母が初めて精神科のクリニックを

受診し、お薬を服用するまで続いた。



私が4歳の頃に一家は千葉の山奥へと

引っ越した。

訳を聞けば、『私と妹の教育の為に良いと

思ったから』だそうだ。


千葉の大自然は、遊びの宝庫で

私と妹は飽きる事無く

土遊びや木登りに明け暮れた。


そこは、父が働く大学の職員住宅が

立ち並ぶ所で、他の子供達が大勢居たが

教育に悪いと言って母は遊ばせては

くれなかった。


私と妹は常に二人きりで

畑を耕したり、鶏やウサギ、犬や猫を

飼って遊んでいた。


皆んなと遊べないのは

寂しくて悲しかったけど

自然や動物と遊ぶのは楽しかった。

夢中になれたし、そこは本当に良い

思い出だ。


だが、私が小学校に上がる年にそれは

起こった。


母は私に聞いた。『小学校の入学願書の提出

辞めても良い??』


そこの職員住宅の子供達は皆

キリスト教系の大学の職員の子供達

だったので、系列の私立の小学校に

行っていた。


私は皆んなと学校に行きたかった。

私は友達が欲しかった。

でも、母には逆らえ無かった。


母は『神様から、小学校に行かせるなと

声が聞こえたのよ』

そして、真夜中に寝室に置いてある

ロッカー箪笥のドアが、急に激しく

バタンバタンと開いたり閉じたりした

と言った。

これは父も一緒に経験したらしい。

父も母の言い分を信じてしまった。



母はこれは神様からのお告げだと言った。


私は子供ながらにオカルト的な恐怖を

感じ怖いと思った。


そうして、私は小学校に入学出来ずに

家で過ごすことになってしまった。

続いて妹もそうなった。


だか、読み書きや算数などの勉強は

一切教えてくれず、

聖書の暗唱だけさせられた。


小学校へ行った他の子供達は

学校へ行ってない私と妹と遊んでは

くれなかった。

罵声を浴びせられた事もある。


何より母が他の子供達と関係を持つ事を

禁じた。

暗い子供時代の始まりだった。



by jiji0318 | 2018-08-24 20:10 | 統合失調症の母に育てられて…